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寝かしつけはパパにまかせて:こどもとの絆を育む子守唄


もっと育児に関わりたいけれど、どうすればいいのか分からないと悩んでいるパパたち。
子供が懐いてくれないとか、ママから期待という名の圧力を感じている人もいるでしょう。
実際のところ多くのママたちは、パパにもう少し育児に関わってほしいと感じているようです。

この悩みを解決するために取り組むべきなのが、「寝かしつけ・夜泣き対応」です。
寝かしつけを苦手とするパパも多いようなので、ハードルが高く感じるかもしれません。
この記事では、そんなパパでも『寝かしつけや夜泣き対応が得意になる方法』を紹介します。

その方法というのは子守唄です。
意外と知られていない子守唄の魅力や習得法をこれからお伝えします。
もしパパが子守唄を使えると、ママの負担はグッと減り、もっと穏やかな気持ちで育児に取り組んでもらえるはずです。

ママにも子供にも愛される「子守唄とうさん」を一緒に目指していきましょう。

パパが子守唄を使うと良いことがたくさん!!

子守唄を取り入れると、家庭の中にたくさんの良い変化が現れます。ここでは、パパが積極的に子守唄を使うことで得られるメリットを整理してみました。

パパ自身に起こる変化

  • 育児への自信アップ
    新生児や乳幼児を抱っこすることに自信がつきます。
    抱っこで赤ちゃんが泣き止んでくれる経験を通して、育児が自然と楽しいものに。
    「パパ嫌期」も未然に防げます。
  • 子供との絆が深まる
    子守唄を通して子供の気持ちや体調の変化に敏感になり、日々の小さな成長に気づけるようになります。
    これが積み重なり、愛情がさらに深まり、将来にも良い関係性が築けるでしょう。

家庭全体へのメリット

  • 家庭内の雰囲気が向上
    パパの育児参加により、家庭内の雰囲気が明るくなり、ママに自由な時間が増えます。
    ママに心の余裕ができると家族間のコミュニケーションもスムーズになり、家庭全体の協力体制が整いやすくなります。
  • 育児の負担が分散される
    パパが積極的に育児に関わることで、子供の要求がパパとママに分散され、育児全体の負担が軽減されます。
  • 断乳への備え
    授乳だけで寝かしつけをする場合、断乳時に親子共にストレスが大きくなりがちです。
    しかし、子守唄という安心材料があると、断乳もスムーズになり、子供も「パパも安心できる存在」と認識しやすくなります。

「良いかも」と思ったら:子守唄を練習してみよう

これらのメリットを実感したいと思ったら、次は実際に子守唄を練習してみましょう。簡単なステップを踏むことで、パパでもすぐに子守唄を習得できます。効果的な練習方法をご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

パパの育児ツール:子守唄習得6つのステップ

子守唄を使いこなすための行動を、6つのステップにまとめました。

育児の初歩の部分から、徐々にレベルを上げられるように記載しました。

ステップ1. 赤ちゃんとのスキンシップの始め方

  • 赤ちゃんを優しく抱っこ、手のひらで背中やお腹に触れる
  • 手のひらや腕で、赤ちゃんの心音・体温を感じる
  • 不慣れでも根気よく抱き続ける

スキンシップの第一歩です。

赤ちゃんを抱っこして、優しく手のひらで背中や体に触れてみましょう。
抱くのがこわかったら、まずは寝ている赤ちゃんの背中やお腹に触れることから始めても構いません。
この時、赤ちゃんの心音や体温を感じ取るように意識し、お互いの存在をしっかりと感じることが大切です。

最初はぎこちなくても大丈夫。
続けていくうちに自然と赤ちゃんとの心の距離が縮まっていきます。

ステップ2. 泣いても諦めないこと

  • 赤ちゃんが泣いていても、すぐに下ろさずに抱っこを続ける
  • 泣くのは自然な反応と理解し、落ち着いた心で向き合う
  • 普段から抱っこを続けることで、赤ちゃんに「安心できる存在」と覚えてもらう

赤ちゃんが泣いてしまうのは、不慣れな環境に対する自然な反応です。

「泣くのは普通のこと」と考えて、すぐに下ろさず抱っこを続けてみましょう。

泣いていても根気よく抱っこし続けることで、赤ちゃんは「この人なら安心できる」と感じるようになります。

最初は戸惑うかもしれませんが、繰り返すことで赤ちゃんとの信頼関係が強まります。

同時に、父親としての自信も育っていくでしょう。

ステップ3. 声で安心感を与える

  • 赤ちゃんに向けて優しく話しかけ名前を呼ぶ
  • 抱っこしながら、穏やかに鼻歌を歌う
  • 声のリズムを意識し、落ち着いたテンポで繰り返す

抱っこしながら名前を呼んだり、話しかけたり、優しい声で歌を歌ってみましょう。
声は空気の振動として広がり、耳だけでなく体全体に響きます。

その響きが赤ちゃんに心地よさを与えます。
そのうち「声」自体にも安心感を持つようになり、声を聞かせるだけで泣き止むこともあります。
落ち着いたテンポやリズムを意識することが重要です。
抱っこして揺らすリズムと声のリズムを合わせることで、赤ちゃんはより安心できます。

ステップ4. 子守唄の選曲と歌い方

  • 自分が歌いやすい曲を見つけ、歌詞やメロディはシンプルにする
  • 一定のリズムを保ち、穏やかに歌うことを目指す
  • 大きな声ではなく、声の振動を伝えることを意識する
  • 赤ちゃんが落ち着きやすいメロディを、定番の子守唄にする

子守唄を選ぶ際、自分がリラックスして歌える曲を選ぶことも大切です。
歌詞のある曲でも鼻歌でも構いませんが、無理なく歌える曲を選びましょう。

歌う時は、大きな声を出す必要はありません。
低音の優しい声を、赤ちゃんに届けるように意識しましょう。

赤ちゃんが落ち着きやすく、あなたが歌いやすいメロディを見つけたら、それをたくさん聞かせてあげましょう。
赤ちゃんにとって「おなじみのメロディ」になることで、子守唄はより安心感を与えるようになります。

ステップ5 トントン・ゆらゆら・子守唄:穏やかなリズムをつくる

  • 赤ちゃんが寝ている時の寝息をイメージして、穏やかなリズムで抱っこする
  • 背中を優しく叩く、トントンのリズムに合わせて歌う
  • 声の振動と抱っこのリズムが調和すると、赤ちゃんは穏やかに眠りに誘われる。

抱っこのリズムは、赤ちゃんが自然と落ち着けるタイミングにするのがポイントです。

例えば、赤ちゃんが寝ている時のゆったりとした寝息を想像して、抱っこしながらゆっくりと揺らします。

そのリズムに合わせて、背中をトントンしたり歌ったりすると、赤ちゃんがリラックスして眠りに入りやすくなります。

声の振動とリズムが調和すると、赤ちゃんにとっては安心できる環境となり、スムーズに寝かしつけが進みます。

ステップ6. 継続がパパへの信頼・愛情に繋がる

  • 継続することで、まずはパパが抱っこや子守唄に慣れることを目指す
  • 1ヶ月もすれば赤ちゃんも安心感を抱き初め、パパも抱っこに自信を持てるようになる

抱っこや子守唄は、すぐに結果が出るわけではありません。
継続しないと、効果を実感することはなかなか出来ないと思います。

最初の数日は慣れないかもしれませんが、諦めず続けることで徐々に変化が出てくるでしょう。

1ヶ月ほど継続すると、パパも赤ちゃんも抱っこに対しての感覚が変わり、より信頼と愛情を持って接することが出来るようになるはずです。
育児は長期的なプロセスなので、焦らず、根気よく取り組むことが大切です。

まとめ:パパの育児を助ける「子守唄」

子守唄は特別なスキルや準備が無くてもすぐに始められます。
パパにとっても、もちろんママにとっても、子供との絆を深めるための最高の育児ツールです。

新生児でも発達している肌と耳から、愛情をしっかりと伝えることができます
早いうちから始めることで、より子守唄の効果は高まっていきます。

最後に、すぐに取り組める一番シンプルな子守唄の形を紹介します。
ぜひ実践してください。

一番シンプルな子守唄の始め方

  1. 抱っこする
    赤ちゃんをそっと抱き、スキンシップをとることから始める
  2. 鼻歌を歌う
    難しいメロディや歌詞は不要
    童謡やCMソングなど、思い浮かぶメロディを口ずさむだけで十分
  3. 子供の名前を歌詞に使う
    メロディにのせて、赤ちゃんの名前を優しく呼びかけるように繰り返すと効果アップ!

今日からすぐに始めよう!!

記事を読んでくださったパパには、ぜひこの「一番シンプルな子守唄の始め方」を試してほしいです。
難しく考えず、まずは抱っこしながら鼻歌を歌い、赤ちゃんの名前を繰り返す。

毎日少しずつ続けることで、赤ちゃんはどんどん「パパ大好き」になっていきます。
ぜひ今夜から子守唄を始めて、お子さんとの特別な時間を楽しんでください。
あなたも、家族に愛される『子守唄とうさん』になってくれることを願っています。